2007年 05月 23日
堺市政務調査費住民訴訟 |
本日、午前9時30分、堺市市議会議員の政務調査費の違法支出について、住民訴訟を提訴しました。会派と議員に対して、平成16年度、17年度(一部平成15年度を含む)について、約4億2430万円の賠償を求めました。監査請求は、2月に提起しましたが、4月23日付けで監査委員は、ろくに監査もせず議員の裁量の範囲内であるとして、棄却したものです。
現在、ほとんどの議員が政務調査費の使途・目的などをきちんと認識していないことも問題です。単に領収書をそろえればよいということではなくて、政務調査費の意義に添った支出をして、その内訳について市民に明らかにし、その成果までも報告することが必要です。
領収書を公開することを公約に掲げて議員になった方もあり、一部の使途については詳細がわかりますが、会派として領収書を非公開にしているところは、市民をバカにしたような使途説明を記載しています。また、せっかく領収書を公開している議員にも、堺市の条例・規則から見ても違法と判断せざるを得ないケースが見られます。今後、裁判のなかで明らかにし、政務調査費の使途について透明度を高めるよう、各地での条例改正などが進むことを願っています。
なお、見張り番では、各自治体で政務調査費についてその使途を検証し、違法不当な支出の返還を求めたいという会員さんを中心に順次住民監査請求などを進めていくことを決めています。
現在、ほとんどの議員が政務調査費の使途・目的などをきちんと認識していないことも問題です。単に領収書をそろえればよいということではなくて、政務調査費の意義に添った支出をして、その内訳について市民に明らかにし、その成果までも報告することが必要です。
領収書を公開することを公約に掲げて議員になった方もあり、一部の使途については詳細がわかりますが、会派として領収書を非公開にしているところは、市民をバカにしたような使途説明を記載しています。また、せっかく領収書を公開している議員にも、堺市の条例・規則から見ても違法と判断せざるを得ないケースが見られます。今後、裁判のなかで明らかにし、政務調査費の使途について透明度を高めるよう、各地での条例改正などが進むことを願っています。
なお、見張り番では、各自治体で政務調査費についてその使途を検証し、違法不当な支出の返還を求めたいという会員さんを中心に順次住民監査請求などを進めていくことを決めています。
by mihari-obz
| 2007-05-23 21:37