2006年 09月 07日
韓国の市民運動と交流を |
8月24日、生野区の基督教会館で韓国の市民連帯事務局長ほか視察・交流に来日された方々と約2時間、とても楽しく活動交流を行いました。かつて、市民連帯とは見張り番を中心とした「落選運動」の折に交流したことがあり、その後も一度情報公開問題でお会いしています。しかし、落選運動当時はスタッフの方々も学生が中心でしたが、今回は大学教授の方々が中心でした。通訳の根本さんはとても誠実に双方の橋渡しをしてくださったお陰で、見張り番の資料にもとづく説明もよく理解していただけました。
今回は、主に住民監査請求を市民運動の道具に活用していることに関心をもたれ、監査請求の内容をいくつかに分類して説明しました。「却下・棄却が多いのはどうしてですか?それはどのように追及されますか」という核心をついた質問が出るなどして、私たちと問題意識を共有できたことがとても嬉しく思いました。
10年前の監査から見れば、随分進歩はしていると感じているところもありますが、やはり、普通に考えれば監査結果に疑問を抱くのが当然のことと、改めて気を引き締めました。
事務局長からは、団体の実態について会員数の推移や財政内容、実働数、裁判の受け手態勢などを聞かれました。
韓国の監査請求は、日本の制度を参考に取り入れられたとのことですが、300人も請求人を集めなければならないなど制約の厳しいものだと聞いて驚きました。全体としては、まだまだ韓国の状況は市民に開かれていないとのことでした。しかし、ネットメディアは急激に発展していて、全国紙のニュースよりも「オーマイニュース」というメデイアの総まとめ的なニュースがよく読まれていて、ニュースのランキングには全国紙のニュースはほとんど入らないとのことでした。
そうですね。私たちも日々新聞・テレビの報道のあり方に疑問や批判を増していますが、市民が求めるニュースランキングを公表するところがあれば、きっと市民のニーズに応えることができると思います。また、それがメデイアを発展させることになるのでは、と感心しました。
別れ際に、忠北大学留学中の通訳の根本さんは三重県ご出身、茨城大学へ入学しさらに韓国で勉強中とのことで、とても気持ちのよい青年でした。茨城大学では今橋教授の学部であったとお聞きしてさらになつかしさが増しました。今橋教授は、法社会学の先生で教育法研究会やPTA問題研究会でお世話になったことがあり、ひょんなことで繋がりがあるものだと感慨もひとしおでした。
市民連帯の事務局長からは、今後も活動交流を定期的に続けて、その成果を蓄積して将来的には合同セミナーを開催しませんか、との提案をいただいています。
見張り番では弁護団とともに積極的に検討したいと思います。
今回は、主に住民監査請求を市民運動の道具に活用していることに関心をもたれ、監査請求の内容をいくつかに分類して説明しました。「却下・棄却が多いのはどうしてですか?それはどのように追及されますか」という核心をついた質問が出るなどして、私たちと問題意識を共有できたことがとても嬉しく思いました。
10年前の監査から見れば、随分進歩はしていると感じているところもありますが、やはり、普通に考えれば監査結果に疑問を抱くのが当然のことと、改めて気を引き締めました。
事務局長からは、団体の実態について会員数の推移や財政内容、実働数、裁判の受け手態勢などを聞かれました。
韓国の監査請求は、日本の制度を参考に取り入れられたとのことですが、300人も請求人を集めなければならないなど制約の厳しいものだと聞いて驚きました。全体としては、まだまだ韓国の状況は市民に開かれていないとのことでした。しかし、ネットメディアは急激に発展していて、全国紙のニュースよりも「オーマイニュース」というメデイアの総まとめ的なニュースがよく読まれていて、ニュースのランキングには全国紙のニュースはほとんど入らないとのことでした。
そうですね。私たちも日々新聞・テレビの報道のあり方に疑問や批判を増していますが、市民が求めるニュースランキングを公表するところがあれば、きっと市民のニーズに応えることができると思います。また、それがメデイアを発展させることになるのでは、と感心しました。
別れ際に、忠北大学留学中の通訳の根本さんは三重県ご出身、茨城大学へ入学しさらに韓国で勉強中とのことで、とても気持ちのよい青年でした。茨城大学では今橋教授の学部であったとお聞きしてさらになつかしさが増しました。今橋教授は、法社会学の先生で教育法研究会やPTA問題研究会でお世話になったことがあり、ひょんなことで繋がりがあるものだと感慨もひとしおでした。
市民連帯の事務局長からは、今後も活動交流を定期的に続けて、その成果を蓄積して将来的には合同セミナーを開催しませんか、との提案をいただいています。
見張り番では弁護団とともに積極的に検討したいと思います。
by mihari-obz
| 2006-09-07 09:50
| 2008年