2005年 07月 15日
条例改正もせず情報公開できるつもりか |
行政改革本部情報公開プロジェクトチームの関わりがはっきりしないが、本日、市総務局から、「情報公開推進のための指針」-事例から学ぶ公開のためのチェックポイントーが発表された。
結論から言って、「応急手当」にもなっていない。すべての改革は情報公開にあるといいながら、根本的な条例改正を行わず、小手先の運用によってどうにでもなる範囲のことで、市民をごまかしている。一体、なぜこうなるのか、市民から見れば、やはりそこは役人のさじ加減で公開したりしなかったりできるように置いておきたいのであろう。「事例に学ぶ」と例示されているものの多くは、私が、情報公開以前の問題として、バカバカしい程度のものを異議申立して審議会の委員に提示したものである。いわば、くしゃみが出たので総合病院へ駆け込んだようなものである。時間ばかりかかって、医者の前へ行った頃には治っているような話である。そんなに先進的でない市の審議会でも公開答申を出すのが当たり前の事例である。そんなものを「チェックポイント」として例示しても、他のケースでまた初歩的な判断ミスが起きる可能性は拭えない。現在、ただいまも不思議な「非公開」が続いている。また、チェックポイントに加えられるだろう。現在、異議申し立て中の、個人名は「戸籍的事項」で非公開になっている件や、まだ異議申立を出していないが、公用車運転手氏名などもそうである。氏名がなぜ「戸籍的事項」なのか、必要条件であっても十分条件でないものを非公開理由にあげるのは、公開できない氏名だからであろう。そもそも、戸籍とは出生、氏名、年齢、続柄そして本籍があってはじめて「戸籍」であり、戸籍の名前と通常の名前が異なる人もある。なぜ、氏名が、戸籍的事項で非公開なのか、住民票的事項でないのか。説明さえできない理由で非公開にしている。
市長決裁はどうなったのか。異議申立の代わりに市長に決裁をあげるのはどういう手続きなのか。条例に基づく審議会の役割はどうなるのか。とても関市長が判断できるとは考えられない。
それほど、今回の改革を担う根本的な「情報公開」が蔑ろにされている。
一日裁判で敗訴し、最高裁やり直し裁判で敗訴してもなお反省のないのが大阪市である。
結論から言って、「応急手当」にもなっていない。すべての改革は情報公開にあるといいながら、根本的な条例改正を行わず、小手先の運用によってどうにでもなる範囲のことで、市民をごまかしている。一体、なぜこうなるのか、市民から見れば、やはりそこは役人のさじ加減で公開したりしなかったりできるように置いておきたいのであろう。「事例に学ぶ」と例示されているものの多くは、私が、情報公開以前の問題として、バカバカしい程度のものを異議申立して審議会の委員に提示したものである。いわば、くしゃみが出たので総合病院へ駆け込んだようなものである。時間ばかりかかって、医者の前へ行った頃には治っているような話である。そんなに先進的でない市の審議会でも公開答申を出すのが当たり前の事例である。そんなものを「チェックポイント」として例示しても、他のケースでまた初歩的な判断ミスが起きる可能性は拭えない。現在、ただいまも不思議な「非公開」が続いている。また、チェックポイントに加えられるだろう。現在、異議申し立て中の、個人名は「戸籍的事項」で非公開になっている件や、まだ異議申立を出していないが、公用車運転手氏名などもそうである。氏名がなぜ「戸籍的事項」なのか、必要条件であっても十分条件でないものを非公開理由にあげるのは、公開できない氏名だからであろう。そもそも、戸籍とは出生、氏名、年齢、続柄そして本籍があってはじめて「戸籍」であり、戸籍の名前と通常の名前が異なる人もある。なぜ、氏名が、戸籍的事項で非公開なのか、住民票的事項でないのか。説明さえできない理由で非公開にしている。
市長決裁はどうなったのか。異議申立の代わりに市長に決裁をあげるのはどういう手続きなのか。条例に基づく審議会の役割はどうなるのか。とても関市長が判断できるとは考えられない。
それほど、今回の改革を担う根本的な「情報公開」が蔑ろにされている。
一日裁判で敗訴し、最高裁やり直し裁判で敗訴してもなお反省のないのが大阪市である。
by mihari-obz
| 2005-07-15 00:00