2012年 03月 28日
約束途中で破るのは? |
各区役所で、地域の団体へ支出・交付している補助金等の金額と振込先あるいは渡し先の情報提供を依頼したことは述べました。
情報提供に際しては、事前に市の情報公開室や市民局とも確認して問題ないとしてスタートし、非常に時間を要する区やスムーズに事務処理できる区など、その仕事ぶりは大きな差がありました。
私たちは、なにがなんでもこちらの要望を優先することはせず、十分な余裕をもってお願いし、催促も遠慮して各区の担当者におまかせしていました。
ある区ではすぐに対応してすべての情報をきちんと提供、つまり、市民が知りたいことを理解して的確に対応していただいたところもあり、感心するとともに感謝の意を強くしました。
しかし、何度も何度も内容についてこちらの事務局に電話で確認してきたり、回答欄が空白のまま提供してきたりするところもあり、完了するまでに時間のかかったところもありました。
なかでも、天王寺区の対応には大きな疑問をもちます。
市の公金振込先は公表するが、日赤還付金や市民共済の手数料還付金の支払いについては、支払先は公金でないから公表できないと、回答欄に斜線をひいて返してきました。それなら、最初からそういうべきですし、区長面談でも区長が表明すべきです。
私たちは、日赤の還付金や市民共済の還付金は、まず、区役所へ納入され、その事務手続きは職員が行うこと、受取から配分までの書類は公文書として作成されていること、配分は団体の代表個人にされるものではなくて、連合地域振興会という住民の組織へのものであること、使途については責任をもって公表されるべき性質のものであるから、受け取る団体代表や会計責任者の氏名は公表して差し支えないという考えで、大阪市も認めていたものです。
日赤の還付金については、集金される市民・住民側はこれまでほとんど知らされてきませんでした。
ある区では、連合振興町会長に現金で手渡ししているところもあり、そうなると口座名義人は存在せず、会長個人に渡ったことになります。天王寺区は、日赤社資(社員としての会費)還付金も共同募金の還付金も交付先は非公開にしています。平成22年の日赤社資還付金の各連合配分額は、1,047,503円となっていますが、日赤から還元される金額は、平成20年度データでは目標額9,548,000円にたいし実績額8,797,915円を集金していますから、およそその20%が還元されていると考えられます。 還元金と配分額の差額は地区長(区長)管理として区役所用にプールされていると考えられます。
しかも、天王寺区は、「市民共済の事務は職員は関係ない。市民共済職員が区役所に常駐している」と、それまで説明のなかったことを理由にしていますが、この便宜供与についてはなんの手続きもとっていないことがわかりました。区役所公務のいいかげんさが出ている例だと思います。
ちなみに、平成22年度の市民共済還元金連合配分金は2068862円となっていて、これは連合会長に手渡しされています。
自分たちの勝手なルールをいかにも正当であるように市民へ説明することは公務員として不誠実であり間違っています。 天王寺区役所の正しい対応を求めます。
情報提供に際しては、事前に市の情報公開室や市民局とも確認して問題ないとしてスタートし、非常に時間を要する区やスムーズに事務処理できる区など、その仕事ぶりは大きな差がありました。
私たちは、なにがなんでもこちらの要望を優先することはせず、十分な余裕をもってお願いし、催促も遠慮して各区の担当者におまかせしていました。
ある区ではすぐに対応してすべての情報をきちんと提供、つまり、市民が知りたいことを理解して的確に対応していただいたところもあり、感心するとともに感謝の意を強くしました。
しかし、何度も何度も内容についてこちらの事務局に電話で確認してきたり、回答欄が空白のまま提供してきたりするところもあり、完了するまでに時間のかかったところもありました。
なかでも、天王寺区の対応には大きな疑問をもちます。
市の公金振込先は公表するが、日赤還付金や市民共済の手数料還付金の支払いについては、支払先は公金でないから公表できないと、回答欄に斜線をひいて返してきました。それなら、最初からそういうべきですし、区長面談でも区長が表明すべきです。
私たちは、日赤の還付金や市民共済の還付金は、まず、区役所へ納入され、その事務手続きは職員が行うこと、受取から配分までの書類は公文書として作成されていること、配分は団体の代表個人にされるものではなくて、連合地域振興会という住民の組織へのものであること、使途については責任をもって公表されるべき性質のものであるから、受け取る団体代表や会計責任者の氏名は公表して差し支えないという考えで、大阪市も認めていたものです。
日赤の還付金については、集金される市民・住民側はこれまでほとんど知らされてきませんでした。
ある区では、連合振興町会長に現金で手渡ししているところもあり、そうなると口座名義人は存在せず、会長個人に渡ったことになります。天王寺区は、日赤社資(社員としての会費)還付金も共同募金の還付金も交付先は非公開にしています。平成22年の日赤社資還付金の各連合配分額は、1,047,503円となっていますが、日赤から還元される金額は、平成20年度データでは目標額9,548,000円にたいし実績額8,797,915円を集金していますから、およそその20%が還元されていると考えられます。 還元金と配分額の差額は地区長(区長)管理として区役所用にプールされていると考えられます。
しかも、天王寺区は、「市民共済の事務は職員は関係ない。市民共済職員が区役所に常駐している」と、それまで説明のなかったことを理由にしていますが、この便宜供与についてはなんの手続きもとっていないことがわかりました。区役所公務のいいかげんさが出ている例だと思います。
ちなみに、平成22年度の市民共済還元金連合配分金は2068862円となっていて、これは連合会長に手渡しされています。
自分たちの勝手なルールをいかにも正当であるように市民へ説明することは公務員として不誠実であり間違っています。 天王寺区役所の正しい対応を求めます。
by mihari-obz
| 2012-03-28 08:07