2009年 07月 12日
団体負担の温泉旅行は「公務」か |
すでに、7月3日に新聞報道されましたが、見張り番でも情報公開請求で入手した資料を整理していました。
地元でも、「きょうは区長はじめ区役所職員らが、ある団体の親睦旅行に招待されて、デラックスバスで出発や」という話は年に何度か耳にしていました。
団体のメンバーの親睦旅行についてとやかく言うつもりはありませんが、区長以下市の職員が平日一泊旅行に行くことには市民の疑問は自然のことです。24区調査してみましたが、平日が多いこと、「視察」「研修」などと名目をつけていますが、この内容がわからない、団体の活動にどう生かされているのかわからない、公務といいながら「復命」もない、など、どう考えても単なる親睦・観光旅行にすぎないのです。区長は挨拶要員。職員は事務局要員というところでしょう。
問題は、これらの団体に市の補助金など公費負担があることです。組織の運営や活動に公費で補助金を受けていながら、市の職員にたいして一泊約4~5万円の旅費・経費を負担するのはいかがなものでしょうか?
とりあえず、招待旅行の様子を報告します。(会員には会報で報告)
平成19年度、20年度について資料検討。
1.旅行実施団体=区女性団体協議会(24区中23区が実施、22区が一泊旅行)
区地域振興会(女性部を含む)(24区中実施していない区は北区、天王寺区、東成区、旭区、住吉区、平成19年度7区未実施が平成20年度は12区が実施せず)
区民生委員協議会(平成19年度は14区が実施、平成20年度は11区に減少)
区社会福祉協議会(法人)(平成19年度は6区が実施、平成20年度は4区に減少)
2.旅行実施回数=以上の4団体については2年間で(西区・12回、城東区、西淀川区・11回、東住吉区・10回、鶴見区、平野区、西成区が8回、都島区、福島区が7回)(住吉区、旭区、東成区、天王寺区は最少で2回)
3.その他の団体を含む回数=上記4団体以外に、区政協力会、更生保護女性会、保護司会、母と子の共励会、商店振興連盟などが招待している。(平成19,20年度の回数。西淀川区・20回、平野区・17回、東住吉区・15回、西区・14回、城東区、此花区・13回、住之江区・12回、大正区・11回、鶴見区、北区、港区・10回)(最少は住吉区・2回)
4.行先=富士・山梨方面、下部温泉、河口湖オルゴールの森、甲州ぶどう狩り、信玄館・恵林寺(13区)
岐阜・高山方面、日本のヘレンケラー中村久子女史・高山別院、飛騨高山、新平湯焼岳温泉、高山ラーメンお買いもの、白川郷合掌造り集落散策(16区)紀州漆器会館、有田川温泉(4区)島根・出雲方面・玉造温泉、和歌山防災センター・白浜温泉、山代温泉、山中温泉、舘山寺温泉(3区)、粟津温泉、下呂温泉、熱海温泉、湯村温泉、城崎温泉、湯の山温泉、別府温泉が続く。
新聞報道により、7月以降は「公務」として認められないことになったが、多くの職員はホッとしていると聞く。しかし、一方では残念がる向きもあるとか。団体から招待された場合には一部負担で休暇をとって参加してもよいとのことらしい。なんとも理解に苦しむ。公務員は誰のためにどういう仕事をしているのか。団体から費用負担を受けてよいのか。まだ不透明さはぬぐいきれない。
地元でも、「きょうは区長はじめ区役所職員らが、ある団体の親睦旅行に招待されて、デラックスバスで出発や」という話は年に何度か耳にしていました。
団体のメンバーの親睦旅行についてとやかく言うつもりはありませんが、区長以下市の職員が平日一泊旅行に行くことには市民の疑問は自然のことです。24区調査してみましたが、平日が多いこと、「視察」「研修」などと名目をつけていますが、この内容がわからない、団体の活動にどう生かされているのかわからない、公務といいながら「復命」もない、など、どう考えても単なる親睦・観光旅行にすぎないのです。区長は挨拶要員。職員は事務局要員というところでしょう。
問題は、これらの団体に市の補助金など公費負担があることです。組織の運営や活動に公費で補助金を受けていながら、市の職員にたいして一泊約4~5万円の旅費・経費を負担するのはいかがなものでしょうか?
とりあえず、招待旅行の様子を報告します。(会員には会報で報告)
平成19年度、20年度について資料検討。
1.旅行実施団体=区女性団体協議会(24区中23区が実施、22区が一泊旅行)
区地域振興会(女性部を含む)(24区中実施していない区は北区、天王寺区、東成区、旭区、住吉区、平成19年度7区未実施が平成20年度は12区が実施せず)
区民生委員協議会(平成19年度は14区が実施、平成20年度は11区に減少)
区社会福祉協議会(法人)(平成19年度は6区が実施、平成20年度は4区に減少)
2.旅行実施回数=以上の4団体については2年間で(西区・12回、城東区、西淀川区・11回、東住吉区・10回、鶴見区、平野区、西成区が8回、都島区、福島区が7回)(住吉区、旭区、東成区、天王寺区は最少で2回)
3.その他の団体を含む回数=上記4団体以外に、区政協力会、更生保護女性会、保護司会、母と子の共励会、商店振興連盟などが招待している。(平成19,20年度の回数。西淀川区・20回、平野区・17回、東住吉区・15回、西区・14回、城東区、此花区・13回、住之江区・12回、大正区・11回、鶴見区、北区、港区・10回)(最少は住吉区・2回)
4.行先=富士・山梨方面、下部温泉、河口湖オルゴールの森、甲州ぶどう狩り、信玄館・恵林寺(13区)
岐阜・高山方面、日本のヘレンケラー中村久子女史・高山別院、飛騨高山、新平湯焼岳温泉、高山ラーメンお買いもの、白川郷合掌造り集落散策(16区)紀州漆器会館、有田川温泉(4区)島根・出雲方面・玉造温泉、和歌山防災センター・白浜温泉、山代温泉、山中温泉、舘山寺温泉(3区)、粟津温泉、下呂温泉、熱海温泉、湯村温泉、城崎温泉、湯の山温泉、別府温泉が続く。
新聞報道により、7月以降は「公務」として認められないことになったが、多くの職員はホッとしていると聞く。しかし、一方では残念がる向きもあるとか。団体から招待された場合には一部負担で休暇をとって参加してもよいとのことらしい。なんとも理解に苦しむ。公務員は誰のためにどういう仕事をしているのか。団体から費用負担を受けてよいのか。まだ不透明さはぬぐいきれない。
by mihari-obz
| 2009-07-12 09:38