2014年(平成26年)3月、副区長の呼びかけで区長、副区長、社協会長とともに4人が非公式で会いました。住民監査請求や住民訴訟の提起で、長年話し合いを拒否されていたことの修復のきっかけとなるという名目でした。場所は区長応接室です。
社会福祉協議会・連合地域振興会など、団体の補助金使途や会計処理、組織の民主的運営について問題提起しているため、個人的な感情的な話にはなりませんでした。ですから、副区長が用意した領収書ファイルの点検はその場ではしなかったのです。
5月、住民から地域団体の一部に社協事業史の記念誌が配布されていることが判明し、その後半部分はほとんどが事実と異なる住民監査請求や住民訴訟提起者への中傷誹謗記事、個人名公表でした。その記念誌には区長、副区長、区社協職員(元区役所職員)らが祝辞を寄せていたのです。 つまり、3月の会談時には既に原稿を寄せていたのです。 もちろん、区役所関係者には配布されています。しかし、区長は区役所には地活協支援部局に1冊しか配布を受けていない、とウソを言っていました。
記念誌には、平成25年11月、大阪弁護士会人権要素委員会がブログや地元ビラの表現を「単なる批判を超えて人権侵害にあたる」としてブログの表現削除と同様のビラ等を作成しないよう、勧告を出していました。
これをもとに地区社協会長、区社協会長や区長らに勧告を届け、実行するよう要請していました。しかし、だれも問題にせず、無視を続けていたのです。
ブログはそのままです。そして、今回、記念誌の記事に同様の中傷誹謗・個人名公開が掲載されたのです。
メールにあるように、区長の頭の中では「済んだこと」になっていたわけです。状況がよくわかります。
そして、市内をはじめ公立図書館に寄贈されていることがわかりました。 人権侵害記事の勧告が出ている著作物を公立図書館が無防備に扱うことはできません。 この記念誌は閲覧・貸し出し禁止資料として処理されました。