2005年 06月 17日
住之江競艇夜間開催中止を |
午前中、箕面市の市議会各会派を訪問し、「住之江競艇夜間開催中止を求める」要請書を手渡した。「住之江競艇」問題は、見張り番会員が中心となって、箕面市と都市競艇組合(一部事務組合)に対し、競艇施設の「二重賃料」や「VIP席料、駐車料金」などの不当利得を家主である住之江興業株式会社(南海電鉄の子会社で稼ぎ頭の会社)に返還を求めよ、との住民訴訟を提起している。公営ギャンブルの問題が複雑なうえに、施行者がいずれも地元大阪市に無関係の公共団体であることが大きな問題である。地元大阪市(住之江区)は、迷惑を被るだけでなんの直接的な手だてを講じられないという不利な立場にある。箕面市では、ちょうど幹事長会議が開かれ、議長以下全会派が出席しているという機会に恵まれた。地元住民と共に議長に面会して、要請書を手渡し、4年前に施行者は、「夜間の場外券売りだけを試験的にやらせて欲しい。ナイターレースは工事の関係で絶対やらない」との約束の元にはじめたものの、毎年夜間の券売日も6日ずつ増えて、なしくずしに地元無視を続け、ことしは遂にナイターレースをはじめるということになったいきさつを説明した。議長は「地元町会長らから賛成の意向を受けている」との発言があり、一部地域役員らが地元住民の意思を無視して賛意を表明していることがわかった。
これだけ子どもの問題、まして残酷な事件が続く中で、地元役員らがなぜ賛成するのか不思議である。
PTAも子ども会も反対の表明をしない。私たち有志が反対の会をたちあげ、署名活動をはじめた。住民は誰もがここ50年にわたって、競艇帰りの迷惑を被ってきたから、これ以上夜間まで開催されては・・・との思いがあり、軒並みに署名押印してくれる。夜間開催しても売上に結びつかないのは、データが示している。競艇の売上は公金である。しかし、この収支もまた闇の中である。まさに大阪市の競艇版と言ってよいほど良く似た構図である。どういう仕掛けか、日刊スポーツ6月15日に「来年4月以降、ナイター開催へ」とデカデカと報道され、地元住民の神経を逆撫でしている。ここ50年間、レース終了後の数時間は子どもを外へ出せないことを、箕面市も都市組合の住民もおそらく知らないであろう。議員も然り。寸借、自転車盗難、ゴミ箱が壊されるなどは常時であるが、一番心配なのは子どもたちの問題である。箕面市議会のある会派幹事長は、「これまでの配分金は相当な額になるでしょうね」と、いかにもそのために迷惑料を払っているではないか、と言わんばかりで議員の資質に大きな疑問をもったが、確かに地元配分金はある。1町会年間30万円程度だろうか、それも住民に公開されたことはない。予算は3億とも4億とも言われているが、配分の総額を計算しても1億数千万円が使途不明である。過去に渡ってすべての地元配分金の内訳を公開すべきである。地元大阪市がカヤの外に置かれているため、直接公開請求できないのも競艇主催者側の思惑か。
これだけ子どもの問題、まして残酷な事件が続く中で、地元役員らがなぜ賛成するのか不思議である。
PTAも子ども会も反対の表明をしない。私たち有志が反対の会をたちあげ、署名活動をはじめた。住民は誰もがここ50年にわたって、競艇帰りの迷惑を被ってきたから、これ以上夜間まで開催されては・・・との思いがあり、軒並みに署名押印してくれる。夜間開催しても売上に結びつかないのは、データが示している。競艇の売上は公金である。しかし、この収支もまた闇の中である。まさに大阪市の競艇版と言ってよいほど良く似た構図である。どういう仕掛けか、日刊スポーツ6月15日に「来年4月以降、ナイター開催へ」とデカデカと報道され、地元住民の神経を逆撫でしている。ここ50年間、レース終了後の数時間は子どもを外へ出せないことを、箕面市も都市組合の住民もおそらく知らないであろう。議員も然り。寸借、自転車盗難、ゴミ箱が壊されるなどは常時であるが、一番心配なのは子どもたちの問題である。箕面市議会のある会派幹事長は、「これまでの配分金は相当な額になるでしょうね」と、いかにもそのために迷惑料を払っているではないか、と言わんばかりで議員の資質に大きな疑問をもったが、確かに地元配分金はある。1町会年間30万円程度だろうか、それも住民に公開されたことはない。予算は3億とも4億とも言われているが、配分の総額を計算しても1億数千万円が使途不明である。過去に渡ってすべての地元配分金の内訳を公開すべきである。地元大阪市がカヤの外に置かれているため、直接公開請求できないのも競艇主催者側の思惑か。
by mihari-obz
| 2005-06-17 00:00