2006年 11月 30日
障害者作業所補助金約3000万円返還へ |
11月22日に見張り番が提出した障害者作業所の補助金返還請求の住民監査請求で、健康福祉局の意見陳述が行われた。
そのなかで、健康福祉局担当者が計算した結果、約3000万円の不正分差額を返還請求することが表明された。監査中なのでまさか報道はされないだろうと思っていたところが、翌日の新聞で報道されたので驚いた。もちろん見張り番の監査請求抜きである。多分、市の健康福祉局が自主的に返還請求するので、住民監査請求は請求の理由なしで棄却することになるだろう。監査請求に対する監査委員の勧告となれば、補助金の返還だけでなく、補助金を認定し支出する側の責任・処分など措置を行う必要があるからである。これを逃れるために自主的に返還請求するという方法に変えたと考えられる。住民監査請求はヤミに葬られる。
そもそも、この作業所のでたらめな運営は地域では知られていたのである。作業所に就業する人たちが杜撰な内容に驚いて、経営者に注意するが改善されなかったという。
マスコミ記者に相談したところしばらくして健康福祉局が調査に来たようであったが、これもどうなったのかわからない。7ヶ月経ってもなんの変化もないということで見張り番に言ってこられた。すぐに情報公開請求して事業実績報告書を検討した結果、客観的にも補助金が不正に交付されていることがわかった。そこで、10月12日に住民監査請求を提出したのである。
大体、毎日作業所へ6人来ているか19人来ているかは、付近の人は誰でもわかることである。作業所の利用者が6人しか実在しないのに、補助金申請の報告書には16人とか19人が利用しているように記載しているのである。まじめに障害者のケアをしている多くの作業所・授産所の経営者にたいして申し訳ないことである。利用者だけでなく、役員も実際に就業していない人物を登録して人件費も虚偽の申請していた。
当初、健康福祉局は人件費の虚偽の分700万円ほどの返還を求めることを経営者に通知したらしい。もし、住民監査請求がでなければ、700万円で済ませたかもしれない。健康福祉局が調査に現場を訪問したときには、多くの利用者がいたとのことである。健康福祉局担当者は、意見陳述のなかで、「きちんと不正を見抜けなかったことは申し訳ない」と謝罪した。
そのなかで、健康福祉局担当者が計算した結果、約3000万円の不正分差額を返還請求することが表明された。監査中なのでまさか報道はされないだろうと思っていたところが、翌日の新聞で報道されたので驚いた。もちろん見張り番の監査請求抜きである。多分、市の健康福祉局が自主的に返還請求するので、住民監査請求は請求の理由なしで棄却することになるだろう。監査請求に対する監査委員の勧告となれば、補助金の返還だけでなく、補助金を認定し支出する側の責任・処分など措置を行う必要があるからである。これを逃れるために自主的に返還請求するという方法に変えたと考えられる。住民監査請求はヤミに葬られる。
そもそも、この作業所のでたらめな運営は地域では知られていたのである。作業所に就業する人たちが杜撰な内容に驚いて、経営者に注意するが改善されなかったという。
マスコミ記者に相談したところしばらくして健康福祉局が調査に来たようであったが、これもどうなったのかわからない。7ヶ月経ってもなんの変化もないということで見張り番に言ってこられた。すぐに情報公開請求して事業実績報告書を検討した結果、客観的にも補助金が不正に交付されていることがわかった。そこで、10月12日に住民監査請求を提出したのである。
大体、毎日作業所へ6人来ているか19人来ているかは、付近の人は誰でもわかることである。作業所の利用者が6人しか実在しないのに、補助金申請の報告書には16人とか19人が利用しているように記載しているのである。まじめに障害者のケアをしている多くの作業所・授産所の経営者にたいして申し訳ないことである。利用者だけでなく、役員も実際に就業していない人物を登録して人件費も虚偽の申請していた。
当初、健康福祉局は人件費の虚偽の分700万円ほどの返還を求めることを経営者に通知したらしい。もし、住民監査請求がでなければ、700万円で済ませたかもしれない。健康福祉局が調査に現場を訪問したときには、多くの利用者がいたとのことである。健康福祉局担当者は、意見陳述のなかで、「きちんと不正を見抜けなかったことは申し訳ない」と謝罪した。
by mihari-obz
| 2006-11-30 10:00
| 住民監査請求