2006年 07月 26日
責任はどこに? |
会のメンバーから「学校現場で通勤コースのことなど厳しい確認が求められ、その理由を質問したら、“松浦米子のせいや、松浦に聞いてくれ”と校長・教頭に言われた」と聞いたことの連絡があったことは前述した。交通費の申請に「最短距離、最少経費」を考慮することは、旅費規則などにも定められていることであり、一般会社でも厳しく検証されている至極当然のことである。それを個人のせいにする管理職も管理職である。どうやら、情報公開請求されることがわずらわしいらしい。しかし、これまでの公開請求事項を見ると、見張り番はその一部である。たとえすべてであっても、情報公開請求は条例に基づいた市民の権利行使であり、公開は公務員の責務である。「職場がわずらわしいことで乱されているのは松浦のせいだ」と言われていると、別の学校関係者からも聞いた。いったいなぜそういうことを広めているのだろうか。
よく聞いてみると、7月10日付け教育長名で通知された「諸手当の事後の確認について」という文書で、住居手当と通勤手当について確認することが求められている。これは、誰かが交通費を正しく受け取っていない、などの通報を行ったからであろう。
「公正職務審査委員会」から出された適正な執行を行うようにとの勧告に基づくものである。別に見張り番の申し出による通知ではない。(見張り番や市民の求めることがそんなに簡単に実現したことはない)それをなぜ管理職がそのように答えたのか、職員は文書を見ていないのか。それが疑問である。
また、「カラ残業」についても阿部野区役所職員の間では「松浦が職員を告発していることがけしからん」といまだに言っていると聞いた。MBSの報道で市民が知るところとなった平成16年9月3日と6日は当該課員がすべて定時に退席して灯りの消えた職場を撮影しているのである。ところが、超勤命令簿には2~3時間の超過勤務が記載されているのであるから、誰が見てもカラ超勤であるし、これに基づいて手当を支給されている。見張り番は、会結成当初に「全員に一律5時間のカラ超勤」裁判を8年間も続けた結果、高裁で当時の磯村市長が見張り番への謝意と再発防止を約束した条項を盛り込んで和解したいきさつがある。
それが、その後もずっと破られカラ超勤が続けられていたことから、悪質極まりないとして告発に及んだことである。その後、労組幹部による超勤予算の配分などによって実態と異なり、虚偽の超勤命令簿記載(これ自体が犯罪であるが)であることが判明したため、告発は取り下げている。それでも、申請した内容は検察に残っているからけしからんと言っているそうである。
上記のような連絡を受けるにつけ、これまでの「ヤミ体質」が改善されていると思えない。
確かに、「削減」や「改革」でこれまで自動的に増額一方であった給与等、福利厚生が極端に削減されていることの情報も寄せられている。机上で一律にカットや削減が決められ実行されれば、一般職員に大きく影響することは明らかであり、子育ても困難になることは理解できる。なぜもっときめ細かく、現場に説明したうえでの「改革」にならないのか、市民へのサービスカットや負担増とともに大きな問題である。
給与カットや手当削減や労働強化を強いられ民営化に追い込まれている職場はさらに深刻な状況にあるとの連絡を受けた。民営化の結果など、市民に本当の姿が知らされないままに進められ職場も戦々恐々としているという。尤も、これまでの職場のあり方が大いに問題であったことは職員も認めている。しかし、連絡情報によれば、労組幹部や管理職は「改革」の波の外だそうである。そこに現場の不満が蔓延しているという。労働組合は組合員を助けないし、職員にとっても労働組合は要らないという。どこをとっても市の混乱ぶりばかりが聞こえる。
そんな状況のなかにある職員の方々からカンパが届く。なにかお役に立てれば、と考える。
よく聞いてみると、7月10日付け教育長名で通知された「諸手当の事後の確認について」という文書で、住居手当と通勤手当について確認することが求められている。これは、誰かが交通費を正しく受け取っていない、などの通報を行ったからであろう。
「公正職務審査委員会」から出された適正な執行を行うようにとの勧告に基づくものである。別に見張り番の申し出による通知ではない。(見張り番や市民の求めることがそんなに簡単に実現したことはない)それをなぜ管理職がそのように答えたのか、職員は文書を見ていないのか。それが疑問である。
また、「カラ残業」についても阿部野区役所職員の間では「松浦が職員を告発していることがけしからん」といまだに言っていると聞いた。MBSの報道で市民が知るところとなった平成16年9月3日と6日は当該課員がすべて定時に退席して灯りの消えた職場を撮影しているのである。ところが、超勤命令簿には2~3時間の超過勤務が記載されているのであるから、誰が見てもカラ超勤であるし、これに基づいて手当を支給されている。見張り番は、会結成当初に「全員に一律5時間のカラ超勤」裁判を8年間も続けた結果、高裁で当時の磯村市長が見張り番への謝意と再発防止を約束した条項を盛り込んで和解したいきさつがある。
それが、その後もずっと破られカラ超勤が続けられていたことから、悪質極まりないとして告発に及んだことである。その後、労組幹部による超勤予算の配分などによって実態と異なり、虚偽の超勤命令簿記載(これ自体が犯罪であるが)であることが判明したため、告発は取り下げている。それでも、申請した内容は検察に残っているからけしからんと言っているそうである。
上記のような連絡を受けるにつけ、これまでの「ヤミ体質」が改善されていると思えない。
確かに、「削減」や「改革」でこれまで自動的に増額一方であった給与等、福利厚生が極端に削減されていることの情報も寄せられている。机上で一律にカットや削減が決められ実行されれば、一般職員に大きく影響することは明らかであり、子育ても困難になることは理解できる。なぜもっときめ細かく、現場に説明したうえでの「改革」にならないのか、市民へのサービスカットや負担増とともに大きな問題である。
給与カットや手当削減や労働強化を強いられ民営化に追い込まれている職場はさらに深刻な状況にあるとの連絡を受けた。民営化の結果など、市民に本当の姿が知らされないままに進められ職場も戦々恐々としているという。尤も、これまでの職場のあり方が大いに問題であったことは職員も認めている。しかし、連絡情報によれば、労組幹部や管理職は「改革」の波の外だそうである。そこに現場の不満が蔓延しているという。労働組合は組合員を助けないし、職員にとっても労働組合は要らないという。どこをとっても市の混乱ぶりばかりが聞こえる。
そんな状況のなかにある職員の方々からカンパが届く。なにかお役に立てれば、と考える。
by mihari-obz
| 2006-07-26 07:58