2006年 02月 12日
芦原病院貸付金返還請求 棄却 |
市長選挙の大きな目玉になった「芦原病院への市130億円貸付金」について、見張り番は昨年12月14日に130億円の返還を求め、住民監査請求を提出しました。
2月10日、市監査委員は、すでに市会で平成14年頃から議論があることを理由に、平成17年度以前については、「請求の期間徒過」で対象外とし、監査しませんでした。平成17年度、つまり最後の貸付金7400万円についてその当否を判断しました。その結果、「貸付は違法でなく、市長の裁量の範囲内である」として、返還を求めませんでした。
ただ、これまで病院側に返済計画などを課すこともなく追加貸付を恒常化させてきたことに対して、監査委員の「今後、民事再生手続きが進められ、貸付金の回収が非常に厳しい状況の中で、このような状況に至った経緯、原因について、市民に対し十分な説明責任を果たしていかなければならない」との意見が付けられました。
見張り番としては、即刻この結果通知を弁護団に配布し、住民訴訟に向けて検討を始めています。平成14年度の予算市会で議員はもっときちんと対処するよう、市長に具体的な答弁を出させるべきであったのではないでしょうか?市会での役割を市民に負わせることにもっと反省と「改革」を求めたいものです。
1昨年は、「全国的大規模の破綻三セクの特定調停問題」で、大騒ぎでしたが、結局特定調停というトンネルの中で、公金をあてにした「再建」計画を市会は承認し、マスコミも市民もすでにWTC、ATC問題は終わったとされているようですが、見張り番(弁護団)は、市側の当初からのずさんな計画や事実上の公金支援の仕組みを綿密に調査し検証することに、大変なエネルギーを使い、市と会社側の情報隠しと闘い、追及を続けています。
芦原病院問題も三セクを追って、今後地道な追及を始めることになると思います。
市民のみなさんのご支援をお願いいたします。
2月10日、市監査委員は、すでに市会で平成14年頃から議論があることを理由に、平成17年度以前については、「請求の期間徒過」で対象外とし、監査しませんでした。平成17年度、つまり最後の貸付金7400万円についてその当否を判断しました。その結果、「貸付は違法でなく、市長の裁量の範囲内である」として、返還を求めませんでした。
ただ、これまで病院側に返済計画などを課すこともなく追加貸付を恒常化させてきたことに対して、監査委員の「今後、民事再生手続きが進められ、貸付金の回収が非常に厳しい状況の中で、このような状況に至った経緯、原因について、市民に対し十分な説明責任を果たしていかなければならない」との意見が付けられました。
見張り番としては、即刻この結果通知を弁護団に配布し、住民訴訟に向けて検討を始めています。平成14年度の予算市会で議員はもっときちんと対処するよう、市長に具体的な答弁を出させるべきであったのではないでしょうか?市会での役割を市民に負わせることにもっと反省と「改革」を求めたいものです。
1昨年は、「全国的大規模の破綻三セクの特定調停問題」で、大騒ぎでしたが、結局特定調停というトンネルの中で、公金をあてにした「再建」計画を市会は承認し、マスコミも市民もすでにWTC、ATC問題は終わったとされているようですが、見張り番(弁護団)は、市側の当初からのずさんな計画や事実上の公金支援の仕組みを綿密に調査し検証することに、大変なエネルギーを使い、市と会社側の情報隠しと闘い、追及を続けています。
芦原病院問題も三セクを追って、今後地道な追及を始めることになると思います。
市民のみなさんのご支援をお願いいたします。
by mihari-obz
| 2006-02-12 10:22
| 住民監査請求