2006年 02月 10日
「住基ネット」差止訴訟 不当判決 |
地裁806号法廷からあふれる原告が参加して、判決を待った。緊張した面持ちの裁判長は、あっさりと原告敗訴を言い渡した。判決内容は、国の主張をそのまま認めるというお粗末なもの。そして、原告に有利な証明には触れず恣意的な判断であった。中之島公会堂に集合した原告等約50人は、次々に意見を発表し今後も控訴して粘り強く国民に対する包括管理と闘っていくことを確認した。「私たちは、番号になりたくない」「番号で管理されたくない」「せめて選択制に」との願いでスタートした裁判であった。自治体でのセキュリティ不備・個人情報漏洩の危惧についても不信・不安を残したままで、傍聴席からの「裁判官職務放棄!」の声が法廷内に残った。なんともやりきれない判決であった。
by mihari-obz
| 2006-02-10 01:42