2015年 01月 05日
住民監査請求の形骸化のしかけ |
不思議なことです。
2015年は何かが変わるのでしょうか。
不正・腐敗が減少すしるのでしょうか。
昨年末の12月26日、住之江区長が市・副市長に充てたメールが誤発信されて届きました。
驚くことを通り越して、「やっぱり!」というのが感想です。何度もこのサイトでも報告してきましたが、市・区役所がまともに補助金の使途などチェックせず、地域団体会長の説明をそのまま「聞き取り調査結果」として市・監査委員に報告し、それが「請求棄却」の結果となっていたのです。
メールの内容を一部披露しますと、
補助金使途の領収書について:■■さん(25年間就任の地域団体会長)領収書を完璧に残しています。(ただし、整理は自己流でわかりにくいです)監査の職員が検査したときも「問題なし」とされています。
*毎年、この領収書が改ざん、自作、他団体の支出にからませる、収益事業の収入を記載せず支出のみを記載、購入数など詳細不明、などなど手を変え品を変えて報告書を提出しています。
25年度は、会館使用料に集中して補助金を充てています。昨年度まではどうしていたのでしょう。
収支報告書も出納簿も領収書も住民には公開しません。
さらに、昨年5月には「食事サービス30年記念」の立派な冊子を発行し、公共図書館にも寄贈していますが、事業史の後半は不正を追及した市民側への事実無根の中傷誹謗や個人名記載がひんぱんに出ています。既に大阪弁護士会人権擁護委員会からブログ中の人権侵害にあたる文言等を削除するよう勧告が出されています。また、個人情報を好き勝手に記載したり、口汚い中傷誹謗の表現等を印刷発行しないようにとの勧告も出ています。大阪市・区長らはこの勧告も知っています。
それでも無視して過ごせると高を括ってきたのです。
地元住民の責任もありますが、何も事実を知らされていないため、問題になりません。
すべての補助金を自由に采配できる立場を放したくないのでしょう。補助金の使途は、ボランティアさんのおかげだと強調して、一部ボランティアらのお礼のために使われていると聞いていますが、本当のところはわかりません。
なぜ、補助金の報告書をチェックできないのか、不正・不備に手を貸すのか、かつてのように市長選挙を組合と表裏一体となって支えるという関係は薄まっていると思うのですが、わかりません。
メールをめぐる詳細は会報で会員に報告したいと考えています。
by mihari-obz
| 2015-01-05 08:39