2010年 11月 09日
局長、区長、区役所担当課、区社会福祉協議会事務局長ら、役人が地域団体会長の後ろ盾 |
地域の会計不正問題など、組織内の会員・住民がいくら問題提起しても大きな力で抑え込められてしまうのが常である。
なぜ、そうなるのか。一般に公金の収支は市民・地域住民に情報公開し説明責務を果たすのが、組織の長や会計担当者等役員の義務であるのが常識である。なぜ、これが逆転して、公開を求めたものが「信用できないから公開しない」との会長の一言で閉ざされるのか。
今回の食事サービス補助金をめぐって、常識を阻む壁について考えてみた。
連合地域振興町会会長は地区社会福祉協議会会長を兼任し、補助金受け入れ事業の代表の数々も兼任し、20年以上も複数の会長ポストに執着して組織の事情を知り尽くす。
地域振興会は区役所が、地区社会福祉協議会は区社協が密接に連携する。補助金の交付元は市役所市民局であり健康福祉局である。
問題が発生して、まず住民は区役所へ相談に出向く。区長はめったに住民には会わないが、町会長や役員クラスには面会する。区長は、市の健康福祉局と相談する。しかし、健康福祉局の最高責任者である局長は、元区長のポストにあった人物である。
事業委託する区社協の事務局長は区役所職員が出向している。
つまり、「会長身内ルート」が強固に作られている。これが「判決を見ればわかる」という会長の自信に繋がっているのであろう。問題提起した住民側は、その権力の連携という大きな力が発揮され、住民側の正当な行為が抹殺されるのか不安になる。
市長は、この権力の連携をどう考えるのだろう。「公正・透明な運営で、安心・安全なまちに住みたい」という住民の誠実な意見を反映させる新たな連携を再構築できるのだろうか。 このままでは、非常識(不正)の根は生き続ける。
(ちなみに、この地では一大スポンサーである競艇運営協議会事務局長に区役所総務課長OBが天下りすることになっている)(M)
なぜ、そうなるのか。一般に公金の収支は市民・地域住民に情報公開し説明責務を果たすのが、組織の長や会計担当者等役員の義務であるのが常識である。なぜ、これが逆転して、公開を求めたものが「信用できないから公開しない」との会長の一言で閉ざされるのか。
今回の食事サービス補助金をめぐって、常識を阻む壁について考えてみた。
連合地域振興町会会長は地区社会福祉協議会会長を兼任し、補助金受け入れ事業の代表の数々も兼任し、20年以上も複数の会長ポストに執着して組織の事情を知り尽くす。
地域振興会は区役所が、地区社会福祉協議会は区社協が密接に連携する。補助金の交付元は市役所市民局であり健康福祉局である。
問題が発生して、まず住民は区役所へ相談に出向く。区長はめったに住民には会わないが、町会長や役員クラスには面会する。区長は、市の健康福祉局と相談する。しかし、健康福祉局の最高責任者である局長は、元区長のポストにあった人物である。
事業委託する区社協の事務局長は区役所職員が出向している。
つまり、「会長身内ルート」が強固に作られている。これが「判決を見ればわかる」という会長の自信に繋がっているのであろう。問題提起した住民側は、その権力の連携という大きな力が発揮され、住民側の正当な行為が抹殺されるのか不安になる。
市長は、この権力の連携をどう考えるのだろう。「公正・透明な運営で、安心・安全なまちに住みたい」という住民の誠実な意見を反映させる新たな連携を再構築できるのだろうか。 このままでは、非常識(不正)の根は生き続ける。
(ちなみに、この地では一大スポンサーである競艇運営協議会事務局長に区役所総務課長OBが天下りすることになっている)(M)
by mihari-obz
| 2010-11-09 09:11