2010年 07月 22日
住民によるチェックしかないのか?本日監査請求 |
2008年から取り組んだ地域団体へのずさんな補助金交付問題は、区役所改革と並行しながら、補助金の交付局である市民局や健康福祉局が、さまざまな方法で改善をすすめてきたし、現在も続けていると思う。
しかし、補助金(公金・市民の税金)への受け取る側の認識も向上しなければ公正な支出はなかなか実現しないと思われる。なぜ、市民のお金(税金)を少しでも多く取り込もうとするのか。返そうとしないのか。補助金は住民全体のため(公益)に市民がその地域のニーズに合った方法で、地域住民のコミュニティづくりなどの事業を行う際に、行政が援助をする制度が「補助金」である。あくまで「援助」であるから、全額支出しなかった場合には市に返還して、さらに市民全体のために有効に使おうという考えが、補助金受給側(地域振興町会会長や各種委員会委員長など)の責務である。「地域のために苦労しているのだから、補助金で飲食や旅行は当然のこと」という考えた多くなっていると聞く。有償ボランティアの考え方にならっているのかもしれない。しかし、それは話が違う。
当然、補助金交付要綱や補助金交付条例など法律や規則で定められているから、これに反する行為は違法行為であり、違法に受け取った補助金は返還されねばならない。
その典型例が高齢者ふれあい食事サービス補助金で示されたはずである。虚偽の利用数を水増しして多額の補助金を受け取っていたり、利用者の料金だけで食事サービス事業(調理)を行い、市の補助金を高齢者の食事に使わずプールしてボランティアの親睦・温泉旅行の費用に充てていた(目的外支出)の例である。本来であれば、補助金を支出した側がきちんとチェックすべきであるが、所定の事務手続きを流すだけでチェックがずさんであった責任は重い。
しかし、不正か適正かが最もよく知ることができるのは住民である。住民が「おかしい」と感じたことは、大抵的を得ている。「おかしい」に誠実に答える義務は長にあるが、これが拒否されるこtが断然多い。
本日、またまた補助金の不正受給を住民が疑問をもち調査し、市側に問題提起しても改善されなかったために、住民監査請求に至った。まだまだ各地から不正疑惑が寄せられている。団体の長に就く人々は、公正な団体運営と透明確保に努力されたい。
問題提起を受けた行政側は、もっと真剣に住民の声を受けて、受給者側を正しく指導し、改善に務めてもらいたい。市の税金を行政も市民も大切に遣うことが定着すれば、もっと多くの人々のために使うことができるのではないか?
補助金の収支報告を住民に必ず行うよう徹底指導することも、不正をなくすことにつながる。
しかし、補助金(公金・市民の税金)への受け取る側の認識も向上しなければ公正な支出はなかなか実現しないと思われる。なぜ、市民のお金(税金)を少しでも多く取り込もうとするのか。返そうとしないのか。補助金は住民全体のため(公益)に市民がその地域のニーズに合った方法で、地域住民のコミュニティづくりなどの事業を行う際に、行政が援助をする制度が「補助金」である。あくまで「援助」であるから、全額支出しなかった場合には市に返還して、さらに市民全体のために有効に使おうという考えが、補助金受給側(地域振興町会会長や各種委員会委員長など)の責務である。「地域のために苦労しているのだから、補助金で飲食や旅行は当然のこと」という考えた多くなっていると聞く。有償ボランティアの考え方にならっているのかもしれない。しかし、それは話が違う。
当然、補助金交付要綱や補助金交付条例など法律や規則で定められているから、これに反する行為は違法行為であり、違法に受け取った補助金は返還されねばならない。
その典型例が高齢者ふれあい食事サービス補助金で示されたはずである。虚偽の利用数を水増しして多額の補助金を受け取っていたり、利用者の料金だけで食事サービス事業(調理)を行い、市の補助金を高齢者の食事に使わずプールしてボランティアの親睦・温泉旅行の費用に充てていた(目的外支出)の例である。本来であれば、補助金を支出した側がきちんとチェックすべきであるが、所定の事務手続きを流すだけでチェックがずさんであった責任は重い。
しかし、不正か適正かが最もよく知ることができるのは住民である。住民が「おかしい」と感じたことは、大抵的を得ている。「おかしい」に誠実に答える義務は長にあるが、これが拒否されるこtが断然多い。
本日、またまた補助金の不正受給を住民が疑問をもち調査し、市側に問題提起しても改善されなかったために、住民監査請求に至った。まだまだ各地から不正疑惑が寄せられている。団体の長に就く人々は、公正な団体運営と透明確保に努力されたい。
問題提起を受けた行政側は、もっと真剣に住民の声を受けて、受給者側を正しく指導し、改善に務めてもらいたい。市の税金を行政も市民も大切に遣うことが定着すれば、もっと多くの人々のために使うことができるのではないか?
補助金の収支報告を住民に必ず行うよう徹底指導することも、不正をなくすことにつながる。
by mihari-obz
| 2010-07-22 09:40